30億円の横領事件について

元会計士が30億円の横領をして逮捕された。この手の逮捕話は、残念ながら時たま起こってしまうので、職場では誰かこの人を知っているかという話が出てきてしまうのだが、それはなかったようである。

本来、ここでひとつ、職業専門家としてのモラルや職業倫理の話でもすべきなのかもしれないが、あまり得意でないので、ちょっとわき道にそれた疑問としては、下記のとおり。
・こんな多額の横領が可能となるほどの預金の管理を会計士だからという理由でたった一人の人間にまかせていたのだろうか
・記事からでは完全には読み取れないが、この対象となった預金は全部普通預金当座預金だったのだろうか。少なくとも株や債券を勝手に売却するのは難しい。そうだとしたらまかせた側の運用方針もそもそも疑問である。

それにしても職業柄そうであってはならないと思うが、30億円といってもピンとこない。1億円(もしかしたら1千万円)を超えると我が身のことと違う世界にいってしまう。